こんにちは、山好きのマリコです!
今回は、小樽天狗山を登山してきたので、その様子をご紹介します!
小樽天狗山登山スタート!
バスを降りてスキー場の方へ向かうとすぐに天狗山登山道の案内板がありました。
案内に従い右手(スキー学校や山麓館のある方)へ進みます。
地蔵コースとロングラインコースはスタート地点は同じで、少し進むと分岐があります。
分岐まではひらけた坂道を上っていきます。
ここは冬にはコースになるところですね。
コースに沿って進んでいくとまもなく地蔵コースへの分岐に辿り着きます。
看板が立っているのですが、下から登っていると、背景と同化して少し気付きづらいです。
分岐の看板は送電線の鉄塔が目印。
鉄塔を少し過ぎたところに看板が立っています。
分岐の看板を発見。
この笹の中を進んで行きます。
夏場は笹がもっと生い茂り、この入り口が分かりづらくなっているようです。
地蔵コースに入ると、これまでの景色とは一変。
森の中を進んでいきます。
最初はゆるい下り坂からスタート。
道は落ち葉で埋もれていて、ふかふかしていました。
数日前に雨が降っていたので、少し地面がゆるかったです。滑らないように注意しながら進んでいきます。
10月半ば過ぎで気温も13℃/6℃とそこそこ寒いはずなのですが、木に囲まれているからか風がなく、森の中は寒さをあまり感じません。
途中、小さな川を越えて行きます。
弱弱しい橋がかかっているので、靴が濡れないように気を付けて渡りましょう。
15分ほど歩いてきたところで、コースの名前にもなっている地蔵とご対面。
カラフルな地蔵が並ぶ箇所を過ぎると、上り坂となり、登山らしくなってきました。
しっかりと道が出来ているので、迷子になる心配はなさそうです。
道の脇には、点々と小さな地蔵がたっていました。
そして森の中を進むこと約1時間。
突然視界がひらけました!
振り返ると、小樽の街が眼下に広がります。
ずっと森の中にいたので解放感がすさまじいです。
着いた~と言いたいところですが、ここの地点ではまだ地蔵コースを抜けただけで、山頂まではまだもう少し。
地蔵コースを抜けるとロングラインコースに合流する形となり、ひらけたコースを上っていくことになります。
この最後の上り坂が案外キツくて、上まで行くのに20分ほどかかってしまいました。
そしてようやっと上りきり、振り返ると…
前には高い山がないので、小樽の街が一望できますね。
歩いて登ると本当に達成感がすごくて、ロープウェイで登ったのでは得られない感動がありました。
景色に見惚れつつ、先に進んでいきます。
ロングラインコースを上りきってアスファルトの道に着いたら、建物のある左手に向かいます。
まずは天狗山と言えば!な、鼻なで天狗さんが出迎えてくれました。
その奥に森林浴コースの看板を発見。
森林浴コースをたどると、山頂まで行けるようになっているようですね。
ということで、いざ山頂を目指そうとしたのですが…。
まさかの立ち入り禁止。
冬季は閉鎖するとの情報は知っていたのですが、もう(10月半ばで)立ち入り禁止になっているとは…。
残念!これは私の情報収集不足ですね…!
気を取り直して、TENGUUテラスと第2展望台、満点ステージ(第3展望台)はまだ閉鎖していなかったので、そちらに行こうと思います。
まずはTENGUUテラスへ。
TENGUUテラスにはこのようにイスとテーブルが設置されていて、景色を見ながら休憩することが出来ます。
今回は、風が強くとても寒かったので、長居はせずに次の展望台へ向かいます。
第1展望台に到着!
地蔵コースを歩いているときは、まったく寒さを感じなかったのですが、山頂付近は風が強く、一瞬で体が冷え切ってしまいました。
北海道の10月はやはり寒いですね。
山頂レストランで1時間ほど休憩をとったあと下山スタートです。
下山~ロングラインコース~
帰りはロングラインコースを通って山麓まで戻ります。
ロングラインコースは、ぱっと見なんてことない下り坂に見えますが、実際に下り始めるとめちゃくちゃ大変でした。
岩がゴロゴロあって足場が悪く、思ったように進めません。
アスファルトの坂と同じようには歩けないので、小股で進んでいくのですが、そのせいで結構時間がかかってしまいました。
ロングラインコースは途中、二股に分かれる箇所があります。
左手の森に沿って真っすぐ進むのが正しいルートです。
間違って右手の上りの方に行かないように気を付けましょう。
下山開始から約1時間10分後、ようやく麓まで戻ってくることが出来ました。
これにて小樽天狗山登山は終了です!
登山初心者には距離、時間がちょうどよく、十分に山を感じられる良い山でした!
休憩をしっかりとっても4時間ほどで帰ってこられるので、日帰り登山にはピッタリの山なのではないでしょうか。
気になった方はぜひ訪れてみてください!
次のページではおまけとして、休憩に使った山頂レストランの様子をご紹介します!