春のお彼岸になると、千秋庵では“おはぎ”、六花亭では“ぼたもち”が販売されます(おはぎもぼたもちも同じものです)。千秋庵も六花亭も北海道では有名な菓子メーカー。ということで、どっちのおはぎが美味しいのか2社の商品を食べ比べてみました。
マリコ
いつもどちらかの商品しか買わないという方は、両方買って食べ比べてみると楽しいですよ。
同じ和菓子でも、メーカーによって味が全然ちがいます!
千秋庵はあっさりした甘さ。六花亭は複雑な味わい。
さっそく2社の商品を買ってきましたが、外装がある状態だと違いはほとんど無いように見えます。
価格は、六花亭が145円(税込)、千秋庵が創業100周年特別価格で120円(税込)です。
開けて比べてみましょう。
比べると、六花亭は水分少なめでかっちりした餡。千秋庵は水分多めでゆるめの餡ということがわかります。
では、食べます。
千秋庵つぶあん
見た目通り結構ゆるめの餡で、口のなかですぐ溶けます。
味はシンプルに小豆と砂糖の甘さ。
つぶあんですが皮の苦み渋みは感じられません。
なかのもち米は粒感があまりなく、もちもちとお餅に近い食感です。
柔らかめの餡とマッチしているように感じます。
千秋庵こしあん
基本的につぶあんと同じ味です。
餡の柔らかさ、もち米の食感も同じように思います。
つぶあんもこしあんも食べた感じはほとんど同じです。
どっちも甘さあっさりもちもち食感おはぎです。
六花亭ぼたもち(つぶあん)
水分が少なめのせいか餡にシャリシャリとした舌触りがあります。
六花亭のぼたもちには、塩と植物油が加えられているため、甘さのなかに僅かなしょっぱさとコクを感じます。
もち米は粒感がしっかり残っていて、おこわに近い食感です。
もち米にも微かに塩味を感じます。
- 甘さあっさり、もちもち系が好きな人→千秋庵
- 硬めの餡、米つぶ感強めが好きな人→六花亭
マリコ
うちでは、千秋庵のおはぎが好評でした。