「パン屋でバイトすると売れ残りのパンてもらえたりするの?」
「タダでもらえるなら食費が浮いてラッキーだよね!実際どうなの?」
たしかに、捨てるくらいならバイトに配ってほしいですよね。
しかし食中毒などの問題もあり、非常にグレーな部分。
そこで今回は、元パン屋バイトの私が「廃棄パンのゆくえ」についてお話したいと思います。
基本、余ったパンの持ち帰りはNG!
先に結論をいいますと、廃棄パンを持ち帰りはしちゃダメです。
理由としては
- カビや腐敗による食中毒を防ぐため
- 賞味期限、消費期限が切れたから
主にこの2つです。
特にスーパーや大型商業施設に入っているパン屋では、ほぼ100%売れ残りは廃棄処分されます。
スタッフに無料で配られることは、まずありません。
まだ食べられるのに、もったいないわねぇ
せっかく作ったパンをただ捨てるなんて誰だって嫌ですよね。
私が勤務していたパン屋では50%オフで廃棄パンを買うことができるルールでした。(スタッフ限定)
あと、新作のパンが出るといつも無料でもらっていました。
毎月5種類くらいもらえるので嬉しかったですね~
こっそり持って帰っているという話も
私とは別会社のパン屋バイトさんは、廃棄パンをいつも持って帰っていたそうです。
しかしそれは“バイトスタッフ達だけの秘密”だったそうです。
正社員の立場だと
「ルール違反だけど、もったいないから持って帰っていいよ~」なんて気軽に言えないですからね。
絶対にバレないように徹底していたそうです。
犯罪にはなるのか? 窃盗、業務上横領罪
ところでこのように秘密で廃棄パンを持ち帰る行為は犯罪にはならないのでしょうか?
ちょっと心配になりますよね。
ネットで調べたところ、
うーん…。
さすがに2~3個のパンを持って帰ったところで、すぐ罪に問われたり弁償させられることはあまり無いようですが。
犯罪になる可能性がゼロな訳ではないですから、個人的には、やめておいた方がいいと思います。
思わぬトラブルに発展することもありますからね
余ったパンの持ち帰りは、店長の判断による
まとめると
廃棄パンを無断で持ち帰ることは、基本NG。しかし店長が許可すれば持って帰ってOKといったところでしょうか。
とくに個人経営のパン屋だと、店主の判断によるところが大きいでしょう。
どこのパン屋でバイトするにしても、「廃棄パンは持って帰れたらラッキー!」くらいで考えておくといいですよ。