「パン屋でバイトしようと思ってるけど、ネイルやピアスはだめなの?」
「何とかしてオシャレする方法はないの?」
ファッションが好きな人にとっては、気になるこれらのポイント。
バイトを始める前に、ぜひチェックしておきたいところです。
ということで、ネイルやピアスについて。
元パン屋バイトの立場から語っていきます。
ネイル、アクセサリーはNG その理由とは
1.パンの中に混ざることがあるから
もっとも大きな理由が異物混入を防ぐため。
パン屋バイトは食品を扱う仕事。
製造・レジ打ち、どちらにしてもパンに触れます。
自分では気をつけているつもりでも、気付かぬうちにネイルの破片が入ることがあります。
ピアスも同様です。
気付かぬうちに耳から外れて、パン生地に混ざるかもしれません。
もしもお客さんの口に入ってしまったら、健康被害が出る可能性もあります。
たとえ食べなかったとしても、見つかった場合はクレームや悪評につながってしまいます。
念には念を!
バイト中は、一旦オシャレのことは忘れましょう。
お客さんは意外と細かいところまで見ています。
私がバイトしてたパン屋では、
「菓子パンにゴマが一粒紛れ込んでいた」と怒っていたお客さんがいました。
異物だったら、もっと大変なクレームになったことでしょう。
2.お客さんからのイメージが悪い
パン屋にリピーターのお客さんがいるのはなぜでしょうか?
それは”この店パンは、安心して食べられる”という信頼があるからです。
しかしネイルやピアスを着けている店員がいると、せっかくの信頼も簡単にくずれてしまいます。
「あの店員のネイルの欠片がパンに入っているかも…」
「ピアスがパンこね機に入ったりしてるかも…」
「衛生管理がなってないのかな…?」
など。
実際には何もなくても、ネガティブな見方をするお客さんはたくさんいます。
パン屋の制服にはネームプレートがついているので、名指しでクレームが来ることも(-_-;)
余計なトラブルを起こさないためにも、ネイル・ピアスなどは着けないのが賢明です。
3.バイト仲間からのイメージが悪い
バイトをはじめたら、先輩たちと上手くやっていきたいですよね。
しかしパン屋では、ネイルやピアスをつけていると非常に印象が悪いです。
具体的には
「だらしない・不潔」
「常識がない」
「仕事もテキトーにやりそう」
といった感じです。
たとえ毎日風呂に入って清潔にしていても、仕事の能力が高くても、
ネイルやピアスをつけているだけで、マイナスなイメージを持たれてしまいます。
自分の評価を下げないためにも、ネイルやピアスは避けたほうが良いでしょう。
健康のために必要な場合は、面接のときに聞いておく
ファッションとしてのネイルやピアスはNGでしたが、健康上の理由でつけている人もいますよね。
このような場合は、面接のときに確認しておくのが良いでしょう。
例えば、
- 爪が割れやすいため保護ネイルをしている
- 肩こりがひどいので磁気ネックレスをしている
- 耳ツボ用のピアスシールを貼っている
事情を知らない人からしたら、どれもオシャレでやっていると誤解されてしまいます。
先に伝えておくと、バイト仲間から指摘されても堂々とつけていられますね。