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片頭痛の原因はカフェイン。その頭痛はカフェイン離脱症状かもしれません。

コーヒーカップとコーヒー豆 雑記

※この記事で紹介する頭痛の予防法は私個人が試して効果のあったものです。よって医学的な根拠は皆無です。そちらをご了承いただいた上で参考にして下さい。

・日常的にカフェインを摂っていて、一週間に3~4日以上頭痛になる人。
・頭痛の原因を探している人。
・頭痛薬に頼る生活を辞めたい人。
・市販の頭痛薬をよく飲む人。

もしかしたら、毎日飲んでいるお茶やコーヒーそして頭痛薬までもが頭痛の原因になっているかもしれません。

私はカフェインレス生活にしてから、頭痛の頻度が3分の1まで減りました。

今日はカフェインと頭痛の関係についてご紹介します。

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はじめに、なぜ片頭痛は起こるのか?

そもそも何故頭痛が起こるかご存じでしょうか。

原因として一般的に言われているのが、三叉神経の炎症と脳の血管の拡張です。

何らかの理由により脳の血管が拡張すると、それが三叉神経を刺激して頭痛を引き起こすと言われています。

カフェイン離脱症状とは?

日常的にカフェインを摂取している人が、カフェインを摂るのを止めた時に出る不快な症状をカフェイン離脱症状と言います。

具体的な症状としては下記のものが挙げられます。
・頭痛。
・倦怠感。
・眠気。
・吐き気。
・鬱や不安。

これらの症状は、最後にカフェインを摂取してから、12~24時間後に現れてピークは48時間後です。

カフェインを断つと約2週間程この不快な症状が続きますが、身体からカフェインが抜けきると不快症状は消えて、スッキリと快適な生活を送ることが出来るようになります。

どれくらいカフェインを摂ってると離脱症状が出るのか

1日平均200㎎以上のカフェインを摂取している人は離脱症状が出ると言われています。

コーヒーで言うとカップ4杯分くらいの量です。コーヒー好きな人なら毎日これくらいは飲んでいるのではないでしょうか。

自分は片頭痛持ちだと思っていたが、実はカフェイン離脱症状が出ているだけだった。という人も以外と多いのかもしれません。

頭痛持ちの人はカフェイン離脱頭痛が起きやすい

頭痛持ちの人にとって頭痛薬は絶対に必要なものです。
私も痛みが出たらすぐに頭痛薬を飲んでいました。

しかし、この頭痛薬が頭痛を引き起こしていたとしたら、どうでしょうか?

市販の頭痛薬の大半にはカフェインが含まれています。
パッケージの成分欄に「無水カフェイン」と記載されているのがそうです。

カフェインの作用

どうして頭痛薬の大半には無水カフェインが配合されているのでしょうか。

それは、カフェインには解熱鎮痛作用と脳血管を収縮させる働きがあるからです。

この効果により、拡張した脳血管を収縮させて三叉神経への刺激を抑え、痛みを和らげてくれるのです。

しかし、これは一時的なもので頭痛を根本から取り除いてくれる訳ではありません。

飲み過ぎるとカフェイン依存に

カフェインには依存性があります。

頭痛の度に薬を飲み、頭痛薬の使用頻度が高くなると、気付かぬうちにカフェイン依存に陥っている可能性があります。

頭痛薬には50mg程の無水カフェインが含まれています。
これにプラスしてコーヒーを3杯飲んでしまうと、カフェイン離脱頭痛が起きる量に達してしまします。

頭痛薬が頭痛を引き起こす悪循環に

こうして頻繁に頭痛薬を飲むようになると、薬に含まれるカフェインが切れる度にカフェイン離脱頭痛が発生します。

頭痛がする→薬を飲む→カフェインが切れる→また頭痛がする→また薬を飲む→・・・。

このような負のスパイラルが生まれてしまうのです。

カフェイン断ちで頭痛を減らそう

ハーブティー

カフェイン断ちをするには、まずカフェインの入っている食品を知っておかなければなりません。

カフェインを含む食品

・ドリップコーヒー
・インスタントコーヒー
・玉露
・抹茶
・緑茶、紅茶、烏龍茶、ほうじ茶、玄米茶、ジャスミン茶
・ハーブティー(ノンカフェインの物もある)
・ココア
・コーラ
・エナジードリンク(モンスター、レッドブル等)
・栄養ドリンク
・眠気覚ましドリンク

・高カカオ(75%以上)チョコレート
・ダークチョコレート
・ミルクチョコレート
・ブラックガム
・痛み止め、風邪薬

太字は特に含有量が多いものです。

私はここに記載している食品は全て口に入れないように心掛けていますが、「どうしてもコーヒーが飲みたい!」なんて時もありますよね。

最近はノンカフェイン飲料も種類が豊富

・カフェインレスコーヒー
・たんぽぽコーヒー
・麦茶、黒豆茶
・ローズヒップティー、ルイボスティー
・カフェインレス緑茶・紅茶

他にもノンカフェインチョコレート、コカ・コーラゼロカフェイン等も販売されています。

頭痛薬に関してもノンカフェインを売りにしている商品が出てきているので、カフェイン断ちの離脱頭痛がつらい時はそちらを服用すると良いでしょう。

ノンカフェイン、カフェインレス、カフェインフリー(カフェインゼロ)、デカフェ。何が違うの?

・カフェインレス
・デカフェ

これらは少量のカフェインが含まれています。
日本国内では明確な基準が無く、1~10%のカフェインを含む場合このように記載されます。

・ノンカフェイン
・カフェインフリー(カフェインゼロ)

こちらは全くカフェインが含まれていない場合。
もしくは”100ml当たりのカフェイン含有量が0.001g未満”の場合にこのように記載されます。

まとめ

・あなたの頭痛はカフェインが原因かもしれません。
・カフェインは依存性が高く、毎日摂取しているとカフェイン摂取を止めたとたん不快な症状が出るようになります。(カフェイン離脱症状)
・カフェイン断ちすることでカフェイン離脱頭痛に苦しめられることも無くなります。
・ノンカフェイン製品を使って上手にカフェイン断ちしましょう。
・頭痛のない生活はめちゃくちゃ快適です。