男性が行動を報告する背景には様々な心理があります。
信頼関係を築くため、相手へのアピール、共感を求める意図など、その動機はさまざまでしょう。
この記事では、男性がなぜ行動報告をするのか、心理的な観点から掘り下げていきます。
日常的なことを報告をする理由
男性が日常的なことを報告をするとき、その背後には相手に安心感を与えたいという理由があります。
日常的なことというのは、
- 「今日は○○を食べたよ!」
- 「仕事終わった! 今から帰る!」
といったようなことですね。
また、日々の出来事を通じて親密さを共有し、関係性を深めようとする心理も働いています。
これは、単純に情報を伝えるだけではなく、自らの生活を相手に理解してもらうことで、絆を強化しようとしていると言えるでしょう。
日常的なことを報告するのは、相手に安心感を与えたり、もっと仲良くなりたいという気持ちが根底にありそうです。
行動報告を通じてアピールしている
男性が行動報告をする際、自分の魅力や能力を相手に間接的にアピールする手段として使うことがあります。
- 仕事での成果を報告する=自身の頑張りを見せつける(仕事ができる男アピール)
- 趣味でやっていることを報告する=共通の趣味や話題がないか探っている
- キャンプ行ってきた!(運転や料理ができることもアピール)
- このカフェ美味しいね!(一緒にカフェ巡りできるよアピール)
これらの行動は、特に関心を寄せている相手に対しておこなうことが多いです。
付き合っていないのに仕事での評価を報告してきたり、趣味の話をしてきたりはアプローチの可能性大!
自分はこんなことができる、自分といると楽しいよ、といった感じで相手に自分の価値をアピールしているのです。
行動報告が多い男性の特徴
頻繁に行動報告する男性は、自己開示をすることで他者との関係を築いていくタイプであることが多いです。
自分の行動や考えを進んで共有することで、相手とのコミュニケーションを活性化させようとしているのです。
したがって、対人関係を大切にし、自分から積極的に関わりを持とうとする傾向が見られます。
行動報告が多い男性は会話でのコミュニケーションを大切にするタイプ。
相手のことを根掘り葉掘り聞くというよりかは、自分のことを話すことで関係を深めようとする傾向にあります。
自分の興味・関心を共有したい心理
行動報告は、やはり自分の興味や関心を共有する手段として用いられることが多いです。
これにより相手との心理的な距離を縮めようとしているのです。
自身が関心を持っている領域での話題を相手と分かち合うことで、親密な関係を築こうとするのが目的です。
共通の趣味や価値観が見つかれば、より一層相手に対する理解が深まるでしょう。
共通の趣味があると分かると、話が盛り上がってお互いの距離が一気に縮まりますよね。
男性は女性と仲良くなるための手段として自分の趣味の話をたくさんすることがあります。
特定の情報だけを伝える理由
男性が特定の情報のみを伝える場合、それは相手に対する配慮や「自分はこんな人間である」という印象づけをする意図があります。
たとえば、
- 相手への気遣いからネガティブな情報は避ける
- 悲しいニュースなどの話をしない
- 愚痴や悪口を言わない
- 自己の魅力をアピールするためによい情報だけを選んで伝える
- 「また上司から仕事まかされちゃった」
- 「筋トレ行ってきた」
このような報告は相手との関係を考慮した上で、最もプラスに働くコミュニケーション方法を探っている途中と言えるでしょう。
これはまだ女性との親密度が低いときにおこなわれがちです。
当たり障りのない内容を選ぶため、女性からすると似たような話ばかりされるように感じることもあります。
行動報告はコミュニケーションの一環!
- どうしていちいち報告してくるんだろう?
- この報告にはなんの意味があるの?
男性は行動報告を通じて、女性とコミュニケーションをとろうとすることがあります。
女性が友人とカフェでおしゃべりするように、男性は自分の行動を報告することが会話になっていると思っているのです。
行動報告に対してなんと返せばいいか困ってきているあなた。
これからは行動報告ととらえずに、会話のはじまりと考えると一方的な報告感がなくなって自然と返事が思い浮かんでくるようになるかもしれませんね。