女性社員が髪を切ったとき、あなたはなんと声をかけますか?
「髪切ったんだね!」
これだと、女性としては「そうですね。(だからなに?)」としか言いようがありません。
このあとの会話が続かず、気まずい思いをしたことのある男性も多いことでしょう。
だからといって、明らかに髪を切っているのにスルーをするのもなんだか変ですよね。
ここでは、髪を切った女性社員にかけるべき言葉、逆に言ってはいけないことを女性目線でお伝えします。
声をかけることで関係性がよくなる
人は外見の変化に敏感です。
特に髪型変えるということは、自分自身に対する意識の変化、気持ちのリフレッシュ、または新たな自分の発見など、内面の変化をあらわしていることが多いです。
そのため、髪型の変化に気づくということは、その人の心情や努力を認め、理解しようとする一つの手段と言えます。
相手の新しいスタートを認識し、その変化を受け入れ、サポートする態度は、相手との関係を深める上で重要な役割を果たします。
髪を切ったときにかける言葉が、コミュニケーションの質を向上させる一因となるのです。
褒める際のポイント
褒める際は、単に「いいね」や「素敵だね」といった表面的な言葉に加えて、具体的な感想やその人の特性とどう関連しているかを伝えることが重要です。
例えば、
髪切ったの? なんかいつもと違うと思った! すごくいいね! 明るい○○さんの魅力がさらにアップした感じがする!
といった具体的で個人に寄り添った褒め言葉は、相手にとって大きな励みとなります。
また、純粋な好奇心をもってその変更の理由や意図を尋ねることも、相手の努力や考えを尊重することにつながります。
褒めるときは一気に言うことも大切。
「髪切ったんだね」のあとに間をおかずに誉め言葉を続けてください。
そのあとは相手の返答に「そうなんだ」「いいね」「似合ってる」など相槌を打っておけば変な空気にはならないはず。
避けるべきコメントとその理由
髪を切ったことに対して否定的なコメントや、過度に個人的な好みを述べることは避けるべきです。
なかでも「前の方が良かった」というような言葉は、絶対にNG! これを言われて嬉しい女性はいません。
また、不要に具体的な比較をすることも相手を不快にさせる原因となり得ます。
人々は自分の見た目を変える際に多くの勇気を必要とするもの。
その選択を尊重し、どんな意見を述べるにしても、相手の自尊心を保つよう心がけることが重要です。
「もっとこうした方がいい」「俺はロングヘアの方が好きだ」など、今の髪型を否定するような言葉は避けましょう。
たとえ女性が新しい髪型に納得がいっていなくても、ダメ出しをするのは危険行為です。
また、「どうして切ったの?」と切った理由を詮索することもイヤがられる可能性があるので注意が必要です。
心に響く褒め言葉の作り方
心に響く褒め言葉を作るためには、相手の外見だけでなく、その人の性格や達成したこと、努力していることに注意を払うことが大切です。
相手の努力を認識し、その人特有の魅力や才能を称賛する内容を取り入れることで、よりパーソナライズされた誉め言葉となります。
「あなたのセンスはいつも素晴らしいね。新しい髪型も、その創造力が光っているよ」といったように、相手の内面的な資質を褒めることで、より心に響く言葉を生み出すことができます。
髪を切った女性社員を恐れないで!
女性社員が髪を切ったことに気付いたら、
○○さん、髪切ったんだね! すごくいい! 似合う! 明るい○○さんの魅力がさらにアップした感じがする!
のように、一息に褒めましょう。
ポイントは「髪切った?」の一言で終わらせないこと。
「いいね」「似合う」「すてき」などの言葉を続けてすぐに言うことで、女性は「ありがとう!」と笑顔で返答してくれるはずです。
今まで髪を切った女性に話しかけて、会話が続かなかった経験がある男性のみなさんは、ぜひこのポイントをおさえて実践してみてくださいね!